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Work

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【イメージコンサルタントとは?】

 

日本ではあまり馴染みがない職業かもしれませんが、欧米ではタレント、経営者、政治家、大統領に

までも求められている職業で、いまでは一般の方にも広く浸透しています。

 

イメージコンサルタントとは、一言で言うなら「印象」のプロフェッショナル

お客様の理想とする印象を戦略的に演出する仕事です。

 

見せたい(見られたい)理想のイメージを、似合う物をとりいれながら、印象を作る要素である

Appearance(外見、ファッション、ヘアメイク)

Behavior(マナー、立居振舞)

Communication(対人スキル)

 によって操作していくのです。

 

「似合う」と「なりたい」を共存させたところにあなただけの完全オーダーメイドのメソッドを提案します。

 

パーソナルスタイリストやカラーアナリストが似合うもの、センスのいいものを提案する仕事なら、

イメージコンサルタントは似合うのその先の、あなたの表現したい個性や魅力を印象操作によって、

戦略的に見せていく仕事といえます。

 

 

【イメージコンサルタントが世界的に有名になったお話】

 

1960年アメリカ大統領選挙。ニクソンVSケネディ。

 

この年のアメリカの大統領選挙が注目されたのは、一般家庭にテレビが普及して初めての大統領討論中継!

 

当初はベテランの現職副大統領であったニクソンが優勢と言われていました。

 

若く経験の浅いケネディは、モノクロでありながらもテレビ映りを徹底的に意識した戦略を練っていました。

濃紺のスーツ+白シャツ+赤ネクタイというコントラストの強さ=力強い印象

撮影用メイクや髪型で=健康的でエネルギッシュな印象を演出

表情や姿勢、ジェスチャーなど立居振舞の点からも徹底的に印象アップにこだわったと言われています。

 

一方ニクソンは、副大統領としての実績と討論に自信を持っていたため、

テレビ映りは気にもかけていませんでした。

薄いグレーのスーツ+白シャツ+グレーネクタイ=コントラストのないボヤけた印象

体調不良でかなりやせていたのに、撮影用メイクも施さず、髭も生やしっぱなしであったため、

らに老いぼれた、弱々しい印象を視聴者に与えてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの討論会をラジオで聞いていた人のほとんどがニクソンの勝利を確信したとも言われています。

さすがはベテランの説得力のある政策内容。

しかしテレビを観ていた人々はケネディに情熱的で頼れる若々しいリーダーというイメージを持ち、

ニクソンのテレビ映えしない姿にケネディの方がよりアメリカの大統領に相応しいという世論を生み出しました。

​そうです、ニクソンは見た目(印象)で負けたのです!

 

このことにより、アメリカでは印象をマネージメントするイメージコンサルタントが注目され、

エグゼクティブが持つべき3つのパートナーとして、弁護士、精神科医、イメージコンサルタントが

挙げられるまでになりました。

そして、今ではそのようなエグゼクティブだけでなく、

大学生から主婦の方まで広く一般にも利用されるようになってきています。

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ラックに掛かっスーツ
測定テープで調整する
米国の旗
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